FXの自動売買でダントツの手軽さを誇る「みんなのリピート」の、【MXN/JPY】メキシコペソ円買いのストラテジーを稼働させておよそ6週間経過しました。
慣れてきたら、資金を投入してメキシコペソのロットを増やすつもりでいましたが、約定に意外に時間がかかることで少々退屈な思いをしていることから開始したのが【USD/JPY】米ドル円(買い)ストラテジーです。
米ドル円のストラテジーは0.1lotのときに一回の約定でおよそ500円の利益を確定することができます。
しかしドル円はほとんど動きが無く、将来的にロットを増やすという方向ではなくて、ストラテジーを増やすことでリスク分散と利益の確保を行った方が良いのではないかと考えるようになりました。
そこで前から気になっていた、オセアニア通貨同士でレンジ相場を形成しているオーストラリアドル/ニュージーランドドルのストラテジーを稼働させてみることにしました。
トレイダーズ証券では、みんなのFXと、LIGHT FXでの裁量取引ができますが、みんなのFX口座をつくると運用することができる自動売買が「みんなのシストレ」です。
みんなのシストレとは、利益を出している人のシステムをそのまままパクって自分でも運用できるという利点がありますが、良く分からないままパクるのも気持ちの良い物ではありません。
「みんなのリピート」は、みんなのシストレのストラテジーの一種ですが、取引ルールが明確なため内容を確認してから開始することができます。
リピート系自動売買システムは考え方がシンプルで理解しやすいため自動売買の入門としてオススメです。
設定項目は、開始ボタンと取引数量しかありませんので資金の管理だけしておけば後は勝手に取引をしてくれます。
【AUD/NZD】オーストラリアドル/ニュージーランドドル 両建て みんなのリピート
オセアニア通貨同士であまり値動きのないオーストラリアドル/ニュージーランドドルですが、「みんなのリピート」のストラテジーでは20pips(ピプス・ピピ)ごとに約定していきます。
pipsとはFX取引で使われる通貨単位のことです。
クロス円の通貨ペアであれば
1銭=1pips
ドルストレートの通貨ペアであれば
0.01セント=1pips
ここではAUD/NZDですので、1.05000から1.05200になると20pips動いたということです
今回は30万円でスタートしました。
理由として、【AUD/NZD】同じオセアニア通貨でオーストラリアの方が国力があるため少し高めで推移しており大きくレンジから外れることは無いだろうといった考えからです。
今回は両建てで開始するため、マイナススワップについては少し注意をしておく必要があります。
みんなのリピートはスワップポイントの付与を簡単にかんたんに確認することができません。
みんなのFXの報告書をいちいち開いてから確認する必要があります。
おそらく「みんなのシストレ」ではスワップポイントに自信が無いのであまり目立つところに表示したくないのでしょう。
システムのコストの面からも裁量取引の「みんなのFX」と同等のスワップポイントが付与されるとは思いませんが、ユーザー目線で考えるとスワップポイントがどれだけついているのか(特にマイナス側)の確認がかんたんにできるとありがたいです。
今後の改善を求めたいところです。
FX自動取引のリスク分散
「みんなのリピート」の、【MXN/JPY】メキシコペソ円買いのストラテジーを開始したときに考えていたことがあります。
それは慣れてきたら資金投入と同時にロット数(取引数量)を増やすことです。
6週間運用してみて感じたことは、ロット数を増やすことよりも動きの異なる別のストラテジーを追加したほうがリスク分散になるのではないのかということでした。
今回は円が絡んでいない通貨の【AUD/NZD】オーストラリアドル/ニュージーランドドルを両建てで開始してみることとして、証拠金維持率と利確のバランスを検証していきたいと思います。
【AUD/NZD】オーストラリアドル/ニュージーランドドル 両建て みんなのリピートのまとめ
今回、米ドルのストラテジーを開始してから間がないにもかかわらず新しいストラテジーを開始したのには理由があります。
「みんなのシストレ」にはセレクターランキングが毎日更新されています。
ストラテジーを選択して運用するユーザーのことをセレクターといいます
上位のセレクターを見ているとかなり多くのストラテジーを稼働させていることに気付きました。
リピート系だけで上位に入っているセレクターもいます。
ロット(取引数量)を増やすか、ストラテジーを増やすかどちらが良い結果が出るのか少額の資金で試していきたいと思います。