早期リタイアを実行するために将来の収入の把握をしておくと、リタイア計画が現実味をおびてくるので強くオススメします。
早期リタイアを実際に開始する前に、あてにしておきたい資金のひとつが退職金てす。
職場の退職制度を確認して、早期リタイアの計画を進めていきましよう。
早期リタイアのための退職金の調べかた
40代以上の会社員ならは給与担当の人に、退職金いくらもらえますか?と、聞いてみましよう。
この方法が一番正確に金額を知ることがてきます。
リタイアを計画している年齢にいくら退職金がもらえるのか、リタイア計画の進捗にも数年のズレがあるかもしれませんので、リタイア希望の後5年程度、10年間の金額も聞いておくと良いでしょう。
もしあなたが20代、30代で退職全の額を聞きづらい、担当者に嫌な顔をされるというときには、乱暴ですが退職金の目安になる計算式があります。
満額の退職金は、大企業の平均的な退職金は2,500万円、中小企業で1,200万円と言われています。
60歳(勤続40年) | 満額退職金 |
---|---|
50歳(勤続30年) | 満額退職金÷2 |
40歳(勤続20年) | 満額退職金÷2÷2 |
30歳(勤続10年) | 満額退職金÷2÷2÷2 |
25歳(勤続5年) | 満額退職金÷2÷2÷2÷2 |
乱暴すぎる計算式ですが、基本的に退職金は定年まで勤めあげるか、早期退職制度に応募しないと満足のいく金額にはならないことが多いです。
早期リタイアのために支給乗率表を手に入れよう
一般的な会社には就業規則というその会社で働くためのルールがあります。
就業規則には当然、退職にかかわる取り決めも含まれています。
もし、あなたが就業規則を見ることができるならば、(見ることができて当たり前ですが)その中から退職金の算出方法(支給乗率表)を確認しておきましょう。
支給乗率表を見ることができれば、かなり具体的に早期リタイアへの道筋を立てることができるでしょう。
あなたの会社が定期的に早期退職者を募集しているようであれば、早期退職専用の支給乗率表があるはずです。早期リタイア前提ならばそちらのほうがメインになりますので探しておきましょう。
むしろ、早期リタイアのために早期退職制度を使わない手はありません。通常の退職金では雀の涙ほどの退職金しかもらえない可能性が高いです。
早期リタイアのために私(ゆっくり)の退職金を晒す
これまでに書いてきた退職金を知る方法で、私なりに金額を算出してみました。
40代後半で退職 | およそ8,000,000円 |
---|---|
50歳で退職 | およそ10,000,000円 |
50歳で早期退職制度を利用 | およそ19,500,000円 |
58歳で早期退職制度を利用 | およそ23,800,000円 |
60歳定年退職 | およそ22,800,000円 |
これは今の役職のまま退職したと仮定していますので、出世すれば増えますし、降格すれば減ります。(これは会社によりますが)
弊社は超ブラック管理職なので、もういいかなと思っています
早期退職制度がある会社ならばこれを利用して退職しないと、退職金が悲惨なことになることが考えられます。
いちばん金額が大きくなるのは「58歳で早期退職したとき」というのも意外でした。
会社にもよるのでしょうが、早期退職制度は60歳の定年よりも早く退職してもらうためにもっと多くの退職金の上乗せがあると思っていたからです。
リストラに近い早期退職ならば、もっとたくさんの上乗せがあるのかもしれません。
弊社の早期退職制度は毎年募集しており人生設計にそった制度になっているのでしょう。
57,58歳あたりの早期退職応募者が多いのは辞めていく人を見てきているのでなんとなく感じていたのですが、金額の裏付けがあることは今回調べてみて初めてわかりました。
話がそれましたが金額を具体的に見ると、どこまで頑張れるのか、なにが足りないのか、お金を妥協するのか、時間を妥協するのか、計画をたてるのが容易になります。
早期リタイアのために退職金を把握しておこうのまとめ
退職金は会社員として勤めていくだけで上積みされていくものです。早期リタイアのために利用しない手はありません。
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